2024年4月14日。強人ストロングマン大会。
またまた参戦してきました。宮古島の大会はこれで2回目。
ロングディスタンスとはいえ、昨年よりランの距離が5kmのびて
Swim3km Bike123km Run35km
と少し短めの大会です。
今回は周回なし。行ったら帰ればいい。飽きないし、頭も使わなくていい。
なんともラク。ラッキーです。
今回、一番成長できたのが、なんと食べること。
大会前、大会中、大会後、全て飲むこと食べることが苦痛ではなかったでのです。
トライアスロンというと、長い距離体を動かすことができるかどうかばかり注目されますが、
実は内臓力がとても大切なのです。
それは消化力だけではなく、エネルギーに変える力をも含みます。
私は、ショート(Swim1.5km Bike40km Run10km)やミドル(Swim2km Bike90km Run20km)はそんなに気にしなくてもこなせるのですが、
ロングの大会は上手に栄養補給をするのが必須です。
大会中、動きながら食べるというのが本当に苦痛でした。
なのでとにかく大会前から中華粥や鹹豆漿(台湾の豆乳でできた朝ご飯)を食べて、胃腸の調子を整えていました。
どちらも大好きなのですが、人によっては病院食みたいでしょう。
もちろん、果物や卵もたくさん食べ、量をおぎないたい時はジューサーで飲んだり、工夫する日々。
肉などのたんぱく質を大量に接種することが苦手な私は、内臓力が低いからロングのトライアスロン向いていないし、きっと長生きもしないんだろうなー。
そんなことばかり言っていました。
食べられる人が勝つ。
たくさん水を飲める人が勝つ。
食べるために、食べられる内蔵にする。
大会前2週間は特にそう意識して生活していました。
実際大会では、多少のジェルは持ったものの、おにぎりとカリカリ梅と大福でパワーチャージ成功。
簡単に摂取できるアミノ酸やらクエン酸やらビタミンやらタンパク質やらが入ったエネルギージェルや顆粒は、吸収はよいけれど実は負担の大きさを感じてむしろ私にはストレス。
だからなるべく食べ慣れた自然な食品で補います。
多分、バイクパートでは大福6個くらい食べました。人生でも新記録。食べ過ぎ??
バイクをこぎながら食べても余裕だったので、もしかしてランニングしながらも大福イケるんじゃないか?
と試してみることに。
結果、イケちゃったんですよ。
エイドステーションで用意してくださった大福とオレンジといちごジャムサンド食べながら走れるようになりました。
実は今まで、食べた後にそれがエネルギーに変わる感覚があまりなくて、手ごたえを感じられないことで補給食へのモチベが上がらずにいました。
でも今回の大会では、足を前に進めていく中でエネルギーに変わる瞬間の感覚を掴むことができて
とても喜びを感じています。
何より、美味しいと感じられたことが嬉しいのです。
今書いていることは、トライアスロンをしていないみなさんでも、
食べたら元気でるじゃん、力湧くじゃん、当たり前じゃーんと思っている方がほとんどかもしれません。
そうですよね。
そんな当たり前がわかっていなかった。
元気がでる、は感じられていたのですが、燃料としてパワーが出る感覚、人生で初めて体験したように思います。
大会後もしっかり栄養を摂って、仕事に影響が出ないよう早めのリカバリーを図ります。
私は何故かいつも明太子パスタが食べたくなるので、事前に用意しておいたのですが、夜中にまた食べたくなって重たい足を引きずってコンビニへ向かって追い明太子パスタしました。
それでも胃もたれなし。
普段なら夜中にパスタを食べたら翌日は昼過ぎまで何も食べられないのに、宮古そばもペロり。
元気な胃腸で若返った気分にすらなりました。
記録は
総参加者 1341人 男性 1167人 女性 174人
完走者 1033人 男性 911人 女性 122人
女性の完走率は70.1%と低いものになりました。
理由として、今回はスイムやバイク、ランで関門があり、制限時間がキツかったのかもしれません。
私は10時間38分でゴール。思ったより時間がかかってしまいました。女子総合57位、全選手でも574位と真ん中あたり。
ずっと旧バイクで練習していたため、バイクのポジション出しを大失敗しましたが、これも経験。
今年でトライアスロンを始めて11年目。
怪我も完治しないまま次の大会という時を過ごしています。
残念ながら今のところ、全部出し切るレースは経験できていません。
まだ改善に余地があり、足が動くうちはやりたいです。
次は6月に初海外レースです。
海外だとエイドにある飲み物も食べ物もそのお国柄がでるはず。楽しみです。
もちろん、日本から食材持って行って、自分でも用意します。
待ってろ、肉食獣ども。草食の私も一緒に走らせてもらうぞ!
Comments