オーストラリアは人生で2回目。
1度目は2018年8月に砂漠をロードトリップ。
2度目が今回、初めてのトライアスロン海外大会。
今年4月の宮古島大会を終えて、体の調子をみてからロングかミドルかエントリーを決めようと思っていました。
仙腸関節障害が悪化はしていなかったものの、回復もしておらず、大会後のリカバリーを考えてハーフアイアンマン70.3(ミドル)での出場を決めました。
アイアンマン70.3シリーズは2018年のセントレア知多半島大会以来6年ぶりの参加となります。
久しぶりのミドル。
Swim2km Bike90km Run20km
しかもオーストラリアのケアンズ。
スイムとバイクは1周回、ランが2周回
なんてハッピーコース ルンルンだ🎶
こんなラクをしてバチが当たらないだろうか。
いや、逆にスピード上げて心拍上がりまくりかも。
もしかして場合によってはスロットとれちゃうんじゃ、、、
なんて甘っちょろい思いも頭によぎりながら
宮古島でのバイクポジションの反省を含めて準備していました。
トライアスロンの大会は、そのパッキングから始まります。
何か1つでも忘れたり壊したりしたら、最悪の場合出場できません。
しかも今回は土地勘のないケアンズ。
様々なハプニングを想定しながらのパッキングが1番緊張しました(笑
シューズは2つ?
自転車ベル🔔いる?
トライスーツの他にレーパンもいれとく?
パンクした時の対応は?
自転車フレーム割れたら?
ロストバゲージしたら?
エナジージェルどのくらい持とう
現地レンタカーの予約どうしたっけ
国際免許持ったかな
ダメだ重量オーバーだから追加買わないと
手荷物は何キロまでだっけ
あーだこーだどーだそーだ
準備が終わった時点で第一競技終了くらいへとへとです🤣
今回は細かく時系列に記録を残します。
13日木曜日
日本を出発🛫
羽田便がなくなり、成田から発ちました。
初めての第三ターミナルとLCC。
気をつけたいのは、下車する場所がないので、送り迎えは第二ターミナルでしないといけません。
私たちは第三ターミナルすぐ横の駐車場に車を預けて歩いて向かいました。
出発ロビーも小さいですが、無駄がなくてこれもいいかな。
14日金曜日
ケアンズ到着は朝の4:30。
まだあたりは暗い。
レンタカーカウンターが開く6:00まで空港で一息お茶してまず宿へ自転車を置きに。
まだチェックインできる時間ではなかったので、金曜と土曜の朝に開くマーケットに寄って軽く食事をしてから会場へ向かってみることに。
ケアンズは道が広く、日本と同じ左側通行なので運転しやすい。
だから右ハンドルの日本車が多いのかな。
過酷だった前回のロードトリップとはまた違う風を感じます。
あ。天国。
朝5時から開いているラスティーズマーケット。
果物、野菜、パン、コーヒー、惣菜、何を食べても美味しい。
温かい冷たいどちらの食べ物飲み物があるのもありがたかったです。
ここから会場まで歩いて向かいます。
会場の公園に着いたらいったんヨガ。
からの瞑想。
気がついたら1-2時間くらい経っていました。
さあ、Ironman Villageへ選手登録に向かいます。
First Ironman Cairns(初めてケアンズ大会参加)の人はベルを鳴らしてエントリーを歓迎してくれます。
とにかく人が暖かい。
この優しさは、後々大会の中でもたくさん出会うこととなります。
エントリーが終わったら、宿へ戻ってチェックイン。
バイクを組み立てて、補給食や必要なものを確認し、滞在中の食料などの買い出しに行きます。
今回はサウナ付きで部屋にバイクが持ち込めるタイプの宿を選びました。
このプールが水風呂になります。
サウナではオージーとの会話を楽しみながら疲労抜きができて最高でした。
15日土曜日
朝からウォーターローディングを欠かさず、なるべく食べる。
胃腸の調子もしっかり整えておく。
私は豆乳があれば調子が良いです。
今日はバイクやバッグのセッティングと、必要なものをIronman Villageで買い足します。
アイアンマンはスイムからスタートします。
スイムの会場はゴールから30kmほど離れた別のビーチです。
そこにバイクをセットしに行きます。
事前に頼んでおけば、Ironman ViIlage付近からバスでバイクを輸送してもらえるのですが、
スイム会場もチェックしておきたかったので、自分たちで向かいました。
まだバイクはあまりセットされていません。
ドリンクボトルやヘルメットは持っているのを確認してもらってから持ち帰り、明日の朝、大会当日にもう一度持ってきてセットします。
こうした細かいルールがあるので、しっかりルールブックを読んでもうっかりしてしまうこともあります。
ここで装備品についての競技説明が始まったので、私も参加しました。
「バイクバッグにランニングのゼッケン入れるんだよね?」
「違います。ランニングバッグに入れておきます」
「信号ってある?」
「選手は競技中に信号に関わることはありません」
そう、英語だろうがどこの国の人だろうが、みんなルールブックに書いてあっても
トライアスロンの大会ごとに微妙にルールが違うので、間違えやすいんです。
タイヤの空気も明日の朝に最終確認で入れます。
声が届かないので、私もみんなも近づいて真剣に話を聞いています。
きっとこの方も午前午後と何度も説明をしなければならないのでしょう。
ありがたいことです。感謝。
自転車のセッティングが終わったら、またIronman Villageに戻りました。
私はここでサイドポケット付きの半袖のトライスーツに出会ってしまったので、買いました。
このサイドポケット、かなり重要。
大会当日バイクで事故に遭った時などに緊急連絡できるよう、携帯を入れておきたかったのです。
そして肩も強い日差しから守れる。
日本では売っていないメーカーが買えるのも醍醐味です。
補給食として提供されるモルテンも、食べたことがなかったので、ここで買って食べられる味なのか確認。
大丈夫、美味しい。
でもかなり甘い。
でも今回はハーフだから1つあればいいかな。
そしてこのすぐ横には当日のゴールもあります。
ゴールのすぐ横にランニングのスタートトランジションエリアが設置されているので、そこにランバッグもセット。
前日もコンディションを整えながら1日中大会準備で終わるのでした。
早めに寝て備えます。
後編へ続く。
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