ロンドン大学で2020年9月まで、5年間ヨガの研究が勧められた
「SOAS」https://www.soas.ac.uk/
ここでは、10世紀頃から現代に至るまでのヨガの変化の過程を
文献研究とともにフィールドワークをしながら調査しました。
この研究をもとに
リーダーDr James Mallinson(中世のハタヨガに関する専門家)
がBrown大学で講演した内容の中で
とても印象に残った言葉があります。
それは、講演の最後の質疑応答の時間のことです。
「ヨガの行為(活動)が、ヨガがなくても完璧な時、
彼はそこにいます、
とある文献には書かれています。
これがタントラの目的です。ラジャヨギの目指すところです。」
彼とは、神や魂や本当の自分など、解釈は人それぞれだと思います。
つまり、普通に生活している人(私たちのような一般の在家の人々)も
厳しい修行体系の方法を取らなくても
ヨガ(という概念)が身についていれば
バクティ(信愛)もムクティ(悟り)も得られるということ。
研究者にあらためて言葉にされると
また一つ納得。
少しばかり胸が熱くなって
お伝えしたいと思い、書き記しました。
私が毎日ヨガをしていて思うこと、そのままに。
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