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哲学の時間

月イチでしか更新していないブログです。

みなさま、目、疲れていませんか。

泣き言は言いたくないけれど、私、結構限界です。

いろんなモノが見えなくなってしまいましたよ。。。

何が辛いって、本を読むモチベーションが下がること。

本を読むのがしんどくなるって、こんなにも切ないのかと。

もしかして、現代では、

視力維持よりも大切なくらい、ネットが生活必需品になってしまっているのかしら。

コロナ禍で外出ができなくなって、今では脳内で外出を経験するしかない。

もしくはそれを超える刺激を得るしかない。

PCやなんらかのデバイスがあれば、なんでもシュミレーションできちゃう。

どこにでも行けるし、何にでもなれる。

場所も時間も超えられる。

そもそも、私たちの脳は、起こる出来事を線形な時間秩序に並べ替えて処理をします。

過去、現在、未来を順序よく情報処理する。

だからPCと相性がいい。

だけど、私たちの心は、これとは別の動きをします。

AIロボットは、ロジックを使って作動します。

だから情報処理や計算や言語使用は得意。

でもAIロボットに心ってあるんでしょうか。。。

もし、AIに心があるならば、AIそのものから宗教や哲学や芸術が生まれます。

AIにはその能力はありません。

心は、ロジックでは説明のできない動きをします。

私たち人間だけが持ち得るのが、心です。

ヨーガを学び始めてから、不思議に思うこと。

ヨーガとは何かを学んでいく時に、

ヨーガそのものをロジックで説明したり理解したりします。

それがわかりやすいから。

歴史しかり、アーサナしかり、瞑想しかり。

いつ誰がどこで何を始めたとか、

筋肉や骨や内臓がどうのこうのとか、

脳内の神経組織の動きの変化だとか。

科学的にアプローチしたらどんな結果が出たとか。

全て、起こった出来事を目の前に並べて順序立てて整理して理解していく。

けれども、ヨーガの本質は、目の前に現れていない

もしくは言語化され得ないもの、潜在的に有るものを

直感的に理解していく作業が必要となります。必ず。

そこにいくには、毎日毎日の練習が大切です。

目に見えない潜在的な「何か」を、毎日の練習のなかで、

自分の全体像として捉えることで、世界との繋がりを理解していくからです。

難しいお話になってきたのでここまでにしておきますね。

だけど、不思議なのは、なぜ私は人に「言葉」や「体」でヨーガを伝えているのだろう。

いや、ヨーガのアーサナばかり伝えているのだろう。

確かにハタヨーガのインストラクターではあるけれど、

大切なことを見落としているのでは、なんて考えています。毎日。

そんな風に思いながら、このコロナ禍で個人的にも様々な出来事があって

自分と自分の外の世界との繋がりや在り方、自分のルーツを

じっくり考えてみました。

そしたら、知りたいと思うことが山ほど出てきて

本を読み漁りたいのに、目が疲れてどうにもならないという

負のループに入っていることにも気がつきました。

テレワークのおかげで、仕事も新しい環境の中で続けることができて、

モニター越しであっても、会えない人にも会えるし、

海外の講座も受講できる。

どうにか目の前に物事を並べて、顕在化して理解していく中で、

自分が、世界の在り方をどう捉えているのか、

きちんと言語化する作業をしようと思うようになりました。

難しすぎることはよくわからないけれど

哲学って面白そうだな、興味あるな、

と思うみんなと一緒に学ぶ時間を作ったら

もっと人生が豊かになりそうですね。

書きながら、こうして言語化するとワクワクもしてくるではありませんか。

みなさんも始めませんか。哲学。

人間だけができること。

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