「COVISー19予防のためのアーユルヴェーダとヨガの公衆衛生アプローチ」
本家インドからの論文です。
以下、簡単に内容を書きます。
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新型コロナウイルスのパンデミックは、現在も世界的な勢いは衰えておらず、
従来の主流医学はこの脅威を抑えることに関しては救急医療の段階では最前線である。
しかし、アーユルヴェーダやヨガなどの伝統的で補間的な医療システムの可能性は、
実際には考慮されてはいない。
私たちは予防は治療よりも優れているという医学の基本原則を
思い出す必要がある。
ここでは、アーユルヴェーダとヨガは、標準治療の質を改善することによって
新型コロナウイルスの患者をサポートする可能性について述べる。
アーユルヴェーダは、単なる薬の処方よりも
健康的なライフスタイルの対策、つまり病気予防、その恒常性を維持することで
心と体の強さを構築するという概念などを定義する。
目、鼻、口はウイルスの主要な入り口であり、アーユルヴェーダの局所予防(口内洗浄、うがい、白湯、蒸気の吸入、鼻油塗布など)を行うことで
ウイルスの進入の妨げ、軽症症状緩和に役立つ可能性がある。
また、ストレスやうつ病、孤独感、抑うつ感情など、精神状態の悪化は
急性呼吸器感染症のリスクを高める。
新型コロナウイルスによる、強制的な社会的距離が原因による不安に関して、
アーユルヴェーダとヨガで別の違いがある。
ヨガは
①呼吸法は肺機能を改善
②瞑想は炎症マーカーを減らし、ウイルス特異的免疫反応のマーカーに影響を与える
③瞑想を含むヨガは、新型コロナウイルス予防と回復後の管理に家庭でシンプルに実践できる
私たちは、社会的距離と身体的障壁の脅迫に過度のストレスを感じている。
この衰弱状態から私たちを保護する可能性のある、
深く根付いた伝統的な慣習のいくつかを使い
統合的アプローチを受け入れる時がきた。
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気になる方、細かい予防法を知りたいかたは
原文をお読みください。
この論文では、社会的距離と身体的障壁がストレスを増加させるとありますが、
実際は経済的困窮、または不安も含まれますよね。
論文には、ヨガやアーユルヴェーダは、
単純で手ごろな価格であるという利点も書かれていました。
もし、どこから始めていいかわからない方は、
私がヨガクラスを担当させていただいている
アンダーザライトヨガスクールでも
アーユルヴェーダの講義や、まいあさ瞑想、様々なアーサナクラスを
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きっとみなさん、ライフスタイルそのものを今一度見直しているのでしょう。
その時に、伝統的な医療システムも採用してみては。