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令和に向かって


10連休真っ只中の方、普通にお仕事されている方、平日も休日も無い方、

いかがお過ごしでしょうか。

あと数時間で元号が「平成」から「令和」に変わりますね。

祖父母が残してくれた古い貨幣や紙幣を並べて

こうしてお金もまた新しくなるのねなんてしみじみしています。

(キャッシュレス時代に突入してますが。。。)

ところで

私は今、病院でヨガクラスをさせて頂いています。

これがとても勉強になっています。

生活習慣や家庭状況もバラバラで、様々な症状を抱えた方が足を運んで下さっているのですが、

皆さんそれぞれできること、得意なことがもちろん違います。

ただ、違う幅が大きい。

だからこそ、今の自分にできること、他人と比べないこと、集中することに真剣に向き合う時間になっているように思います。

クラス後の表情が、不思議と同じような柔らかいお顔が印象的です。

私が提供しているのはあくまでもヨガです。

それがお役に立てているのであれば幸いです。

産婦人科や内科など個人病院で開催するヨガクラスが年々増えているように感じますが、皆さんの周りもそうでしょうか。

もし、ヨガが保険診療で受けられるようになると、日本はどう変わるだろう。

数年そればかり考えて、実際に現場に立っています。

医師や看護師や理学療法士などコメディカルな立場に無い人でも、

広義の「健康」に貢献できるのであれば、そもそも国の財政を圧迫している国民医療費削減にもなります。

これは国にとっても大きなメリット。

しかし我々日本人は、体を動かすということに対して、腰が重い。

わざわざヨガクラスに足を運ぶ人が、実は少ないのです。

今のヨガブームは、ファッショナブルでヘルシーな若者で成り立っているのでは。

さらに、ヨガを続けられる人となると、どの年齢層であっても、もっともっと人数は減ります。

いっそのことヨガを国家資格にして、医療現場で提供できたらいい。

けれど今の日本では本当に本当に難しい。

すでに本家インドでは国をあげて資格化を進めています。

日本では本当にできないのでしょうか。

ガイドラインは?エビデンスは?法律は?資格は?

誰が舵をとるの?宗教的背景はどうするの?

メリットは?デメリットは?

そう悶々としています。

令和のうちに答えがでるのを期待している平成最後の夜です。

さあ、明日は令和最初のヨガクラス!


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