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【オーストラリアの補完代替医療としてのヨガ】


オーストラリアで18歳以上の成人2019人を対象に

どのような補完代替医療を利用しているのか大規模に調査した結果が発表されました。

何かしらの補完代替医療利用者は約63%

36%が施術者に相談し、ボディワークセラピストは、最も一般的に相談する施術者として挙げられました。

(マッサージセラピスト20.7%、カイロプラクター12.6%、ヨガティーチャー8.9%)

利用者の多くは女性であり、慢性疾患診断を有し、民間の健康保険がなく、教育レベルが高く、仕事を探していない可能性が高いことを示しています。

結論として、

「オーストラリアにおける補完代替医療の普及率は一貫して高く、

一般の人口における現代の健康管理実践の確立された部分であることを示している。

最適な公衆衛生と患者のアウトカムを保証しようとする試みにおいて、

医療政策立案者と医療提供者が補完代替医療を認めることが重要である。」

としています。

そしてとても重要だと思った一文。

「オーストラリアで全国的に行われた調査の結果を一般化することが重要であり、このような研究はオーストラリアの政策立案者、研究者、医療従事者にとって価値がある。」

つまり、従来のサービスや医療ニーズが満たされていないからこそ、オーストラリア国民の3人のうち2人もの人が補完代替医療を利用して、

従来のケアを補完し、満たされていないニーズに対処するために補完代替医療を使用を模索している可能性があるということ。

ヨガもその中の1つとしてとりあげられています。

そして確実な信頼を得るために、その科学的効果の実証をもって標準化することの重要性に気付き、世界中の国で研究が行われています。

では日本はどうでしょうか。

日本ではヨガが市民権を得始めているのが現状です。

きっと、みなさんのまわりでも、ヨガを1度くらいやったことがあるという方が増えているのではないでしょうか。

ヨガの確実な基準、資格者に対する標準化、規制、研究が進まないのはなぜでしょう。

今年はこのテーマが胸の奥に引っかかったまま、多忙を理由に横に置いておいたまま12月に突入してしまいました。

「YOGAガバナンス」、もう世界は動いています。


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