ある方に、
「学ぶということの質を高める一番の方法が、教えるということなのだよ。」
と言われたことがあります。
ずっと前、私は教えるという行為は、与えるものだとばかり思っていました。
今になって、教えることで教わっているのを実感しています。
それがきっと私の成長につながっています。
教えるということは、自分の至らなさを知り、さらに学びを必要とし、
人をより自分の映し鏡として見て、自分の座標軸を知ります。
人に教えるという行為そのものは、誰でもできます。
とは言え、先生に向いている「素質」というものが
もしかしたら個体差であるのかもしれません。
この素質を自分の中になかなか見いだせずにいますが、
仕事仲間、生徒さん、先生、家族、友人、色んな方から、
毎日学ばせて頂き、そんな環境にあることが
何て幸せなのだろうと思っています。
みなさん、ありがとうございます。
精進してまいります。