今日は科学的側面ではなく、
心理的側面のお話を書きます。
ランニングは肉体も疲労し、体力も消耗します。
ヨガは落ち着きを得て、体力を保存します。
けれど、どちらにも言えること。
ランもヨガも、自分の中の滞っているものが
流れていく感覚があります。
体の様々な部位を使うことで
上手く呼吸ができて、血液が循環して、
たくさんのプラーナが流れる。
走っている皆様は、走ることで何かを得ようとして走っていますか。
ヨガを行じている皆様は、ヨガのアーサナをすることで、何か貰おうと考えていますか。
貰うのでも与えるのでもない時間。
もちろん、競技としてランニングをされている方は、タイムや順位を追いかけるでしょう。
何かの気付きを頂く時も多々あるでしょう。
でも、結局は自分と向き合う時間。
どうしたら、自分が快適な状態を保持できるのか、考える。
自分の中の滞っているものを流していくことで、健やかになってゆく。
私はランとヨガの違った良さ、同じ良さを感じるからこそ、
両方続けているのかなと思います。
自己実現と同時に自我を捨てていく、その繰り返し。
どちらも、生きるのには必要な要素ですね。