アメリカで、認知症を予防もしくは進行を遅らせるための
2年間の5つの行動介入試験(ヨガを含む)の結果が発表されました。
http://www.researchprotocols.org/2017/11/e223/#figure1
全米では、71歳以上の女性のおよそ16%および男性の11%が認知症を有しています。
そして世界中AD患者の数は、2006年の2,660万人から2050年には1億700万人に増加すると予測されています。
それに比例して、介護者の人数もおのずと増加します。
介護者のストレスは、介護者の健康に対するコストが介護者以外の介護者に比べて8%高いという数字もでているのが現状です。
この研究の特徴は、パートナー(夫婦)で試験に参加する、というところ。
認知症は、患者さんだけの問題ではなく、家族や介護者にも多大な影響があります。
そして患者をサポートする人、その家族をサポートする人も分けられています。
参加者とパートナーのQOL(Quality of Life)についても検討しています。
272人の夫婦が登録され、今回発表されたのは途中経過。2014年から2016年の結果です。
この研究は2018年まで継続される予定です。
詳しい内容は、また追って書いていきます。
ご興味ある方は、上記のページにアクセスしてみて下さい。